30代男性
病名:統合失調症
結果:障害厚生 3級(認定日請求、年額約58万円受給)
<依頼者の状況>
面談にはご家族がいらっしゃいました。
ご本人は、幼少期に発達の遅れを指摘されたことがあり、学校でも勉強が不得手で集中力に欠けるところがありました。
明るく活発で優しい性格でもあり、知的障害を疑った医療機関の受診や療育手帳の交付申請をされることはありませんでした。
就労先で人格を否定されるような言動を受けたことから、自信喪失し精神状態が不安定になり、空笑や遁走が始まりました。
怒りやすくもなったので精神科の受診をし、統合失調症と診断されました。
現在も定期通院を欠かさず、独語、空笑や幻聴が続き、全般的に意欲に乏しく、食行動や喫煙に自制が効かない様子で、就労先での配慮や家族の見守りが必要な状態は今後も続くであろうとのことでした。
<受任から申請まで>
診断書作成にあたり、病院側から求められた日常生活状況に関する文書にも回答し、依頼しました。
診断書には知的障害についても触れられていたため、病歴就労状況等申立書は出生時から書き、日常生活に支障をきたしているのは統合失調症の症状によるものであることを明示していきました。
<結果>
特に日本年金機構からの問い合わせなく年金支給が認められ、障害厚生年金3級を取得しました。
就労先で辛い体験をされ、その当時も大変な状況だったと思いますが、診断書を無事入手でき、障害認定日頃に遡って認められたことについては良かったと思いました。
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